January 2026

野良ネコのグリ その後

2025年に入手したTerra Nova(新天地)。不動産売買の手続きが全て終了した6月半ばから早速、整地・整備作業を始めた。前の持ち主が4月に下草を刈り取ってはいたが、私たちが作業を始めた6月にはすでに、ぼうぼうの状態。斜面部分の雑草を抜き始めて少しすると、何だか棒状の白いものが出土(?)した。何だろうと思って取り上げてみると...これって、ネコの足???

少し掘り進むともう3本。そろりそろりと土を撫でるようにどかしていくと、頭蓋骨が出てきた。さらに、小指のさきほどの頸椎が。でも、それだけ。前腕骨2本と足根骨2本。それから頭蓋骨と頸椎が一つ。

すぐにわかった。グリだ。野良猫のグリがウチで死んでしまった時、そこにグリを埋めたのだ。もっと良さそうな場所を探したかったが、雑草がひどくてそれ以上、進むことができなかった。それに雑草の根っこが張っていたので、深い穴を掘ることもできなかった。もう、6年も前のことだ(2021年9月27日の「グリを忘れないために」は下記に再掲載)。グリは綺麗なお骨になっていた。

死ぬ間際に見つけた、安心できる場所に戻りたかったのだろうか。お骨になったグリは今度はモモとティシアのそばに埋め替えてあげよう。

 

<再掲載> グリを忘れないために(2021年9月27日)

犬のライカ

私はなぜ、ライカのことを知っているのだろうか。彼女が死んだ時には私はまだ産まれていなかった。それなのに、ライカが尻尾を振りながら、嬉しそうに宇宙船に乗り込む姿を鮮明に覚えている。白黒テレビの映像だ。それがリアルタイムでなかったことはしらなかった。帰還できない宇宙にたった1匹で打ち上げられるライカのことを、あたかも素晴らしいことであるかのように浮かれて報じる番組に違和感を感じた。もちろん、その頃、感じていたことを言語化できたわけではない。何かが引っかかったのだ。

ライカの名前は頭の隅にずっとあった。最近、インターネットで調べて、初めてライカに起こったことをはっきりと知った。

 

ソ連の「宇宙飛行犬」ライカの悲劇 動物実験の倫理とは

https://forbesjapan.com/articles/detail/76814

オリーブの収穫 2025

例年だとオリーブの収穫は11月に入ってから始めるが、10月半ば以降が雨の予報で収穫日和が見えなかったので、早めに始めることにした。オリーブの実は8割がたがまだオリーブ色。周りで収穫を始めている人は誰もいない。黒く熟す前のオリーブから絞ったオリーブオイルにはピリッとしたクセのある味がある。私たちは個性的なクセのあるオリーブオイルが好きだが、地元ポルトガル人の多くはまろやかで搾油量も多い完熟(?)オリーブを好む。

毎年一緒にオリーブの収穫をするディヴ(もうお馴染み?)と一緒に、新しく入手した土地にある21本のオリーブと元から庭にある6本のオリーブの木から収穫を始めた。集中した作業をすること一週間。新しい土地のオリーブは15年も放置されていたので、実はあまりつかないだろうと思っていたが、嬉しいことに豊作。380キロのオリーブが収穫できた。