September 2024

寒い夜と乾いた昼間

大規模森林火災の記事を書く前に、本当はこちらを書くつもりだった。なかなか書かずにいるうちに、時期を逸してしまったが、せっかくなのでまあ、一応。

9月15日に森林火災大警報が出される直前まで、ポルトガルはこんな感じだった。昼間はほぼ30度以下、夜になると15度以下に。日差しは強いので、太陽位当たっていれば汗ばむが、この時期にしてはかなり気温は低い。温暖化ではなくて、異常気象である。どのくらい「寒い」かこの時期の気温を東京の気温と比べてみるとよくわかる。夜間外出時には上着を持って出ないと、特に風がある時には寒いくらい。これでこのまま秋が深まるものだと思っていた。

それがその数日後、激変するとは...。

写真は上から

IPMAのサイトから、9月4日から13日までの天気予報

同じ時期の東京の予報

 

大規模森林火災 2024年

今年は大丈夫だと思っていた。7月に入るまで雨が続いていたし、7月と8月も2度ほど熱波はあったけれど、最高気温は25度前後と全体的に涼しかった。9月に入って最高気温が33度前後にはなったけれども、夜になると10度から15度まで下がって、肌寒い日が続いた。当然乾燥はしていたが、夏の間中で地表の温度が上がらなかったので、このまま秋、そして冬に向かっていくのだろうと思っていた。

...ところが、9月15日(日)になって、森林火災警戒警報が出された。気温は30度前後しかなかったが、湿度が極端に低く、強い風が予測されていた。翌16日には森林火災はあっという間にポルトガル中部・北部に広がった。朝、窓から外を見ると晴れている日にはくっきりと見える山脈が煙に包まれ、まるで砂嵐の砂壁のように空に聳え立っている。山脈の向こう側、アヴェイロ地域で大規模な森林火災が発生したのだ(下に貼り付けた日本大使館からのメール参照)。一時、私たちが住むあたりまで、煙が漂ってきた。

Pages