コロナウイルス ポルトガルの場合
ポルトガルで最初の感染者が見つかったのは3月1日。翌日、消毒用アルコールを買いに行ったら、もう、すべて売り切れていた。
感染が疑われるケースはそれ以前にも60例ほど出ていたが、いずれも陰性。 ポルトガルでは強制隔離は憲法に反するため、自主的に隔離をしてもらうほかないという。
最初の感染2例はいずれもポルト近辺。一人はイタリアからの帰国者、もう一人は本の出版記念サイン会で、感染に気づいていなかった著者がサイン本を渡す時にファンと握手をしたり、ファンの頬にキスをしたりしている映像がテレビで何度も流れていた。
3月10日になると、感染者は41名に増え、イベント及び北部では150人以上集まる結婚式や葬式の中止や延期措置が打ち出された。
ヨーロッパ各地でアジア人に対する暴言や暴行も顕著化している。宿泊拒否をされたという話も聞く。
正体がわからない、予防方法がわからない、症状のない人でもウイルスの運び屋になっている可能性がある等など、どのように対処したら良いのかがわからないことで不安は世界中に広がっている。
下のリンクは「コロナウイルス:何故、今、行動しなければならないか」というトーマス・プエイヨ氏の論文。これまでに収集された統計に基づいて、拡大や急増を抑えるため、更にその影響を緩和するために何をしなければならないかを冷静に説明している。英文ではあるが、一読の価値はあると思う。
https://medium.com/@tomaspueyo/coronavirus-act-today-or-people-will-die-f4d3d9cd99ca
写真説明
3月2日のリスボンの地下鉄。この時点でマスクをしている人は皆無。
コロナウイルスへの注意を喚起するポスターがあちこちに張り出されている。


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