シュウシュウの門限
家の猫はかわいい。誰でも自分の猫は世界で一番かわいいと思っているのだろうが、私も、家のシュウシュウは世界で一番かわいい猫だと思っている。
それでも、猫は猫なのだ。
夜中の一時過ぎ。物音で目を覚ました。シュウシュウが猟から帰って来たのだ、獲物も捕まえて。小さな野ネズミである。生きたまま、怪我もさせずに上手にくわえて家の中に持って来て、遊ぶのである。
私は飛び起きるとネズミ用の手袋を引っ掴んで、下に降りて行った。家の中でネズミが行方不明になってしまったらたまらない。去年は、3回程、居間でネズミが行方不明に。幸いなことに、数日後にシュウシュウが「再発見」して遊び始めた現場を押さえ、手袋をした手で捕まえて外に出すことができた。
今回のネズミは随分と活きがよかった。すばしっこく、飛び跳ねながら逃げ回る。その後を手袋をした私が追いかける。そのうち、階段を飛んで登って、居間へ。悪戦苦闘の末、捕まえて外に出すことができた。
シュウシュウが二日続けて真夜中に獲物を捕まえて帰って来た。その度に私たちは飛び起きてネズミを捕まえるはめに。...やってられない。
シュウシュウに門限をつけることにした。夜、寝る前に猫用の扉を閉めるのだ。シュウシュウの門限は私たちの就寝時間。これで、安眠できるようになった。




- Log in to post comments