March 2022

ウクライナの難民

3月の初め頃、ローザからウクライナからの難民がこのあたりにも到着し始めている、と聞いた。他の村人からも近くの町に数人来ているらしいという噂があった。

PCR検査のために出発二日前にリスボンに到着。夜、街を歩いているとホテルのある行政区役所の前に人が集まっている。報道陣もカメラなどを構えて陣取っている。何事かと思って聞いてみると、これからバスでウクライナからの難民が到着するので、彼らを歓迎するために集まっているのだ、ということだった。私たちはそのまま通り過ぎてしまったが、翌日のテレビニュースで大きく報道されていた。

気がついてみると、宿泊しているホテルにもウクライナ人らしい人が散見させるようになった。リスボン出発の当日、ホテルのチェックアウトをした頃には、かなりの人数のウクライナ人が泊まっているようだった。

逃げてきた人々はそれぞれに大変な経験をしてきたのだろう。多くの難民はポルトガルに住んでいる親族を頼ってきたのだと思われる。ここまでくれば、とりあえずは身の安全は確保できるが、彼らの前途には何が待っているのだろうか。

コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻、そして一時帰国 その4

前の便で到着した乗客の抗原検査が手間取り、「密」の状態を避けるために、 羽田空港に着陸してから飛行機の中で30分ほど待機させられた。

飛行機を降りると、矢印に沿って検査会場まで誘導させられた。要所要所にはスタッフが待機していた。何だか随分、歩いた気がする。そして検査会場へ。搭乗前に質問書はすでに記入してQRコードを作成し、誓約書もすでに署名済み。着陸してから1時間15分程度、思ったよりも順調に書類のチェックが終わった。抗原検査の結果が出るまで1時間から2時間かかると聞かされるが、実際には30分くらいで陰性結果が。

必要な条件全てをクリアしていたので、強制隔離は要求されないことになった。因みに強制隔離を求められないための条件とは3月1日の時点で、以下のようなものである。

チェックイン前72時間以内のPCRなどの検査結果が陰性であること、それを証明する書類が厚生労働省指定の書類またはそれに準じるものであること。

空港でのコロナの検査結果が陰性であること。

入国14日前までの滞在国が指定国・地域でないこと。

予防接種3回が終了していること。

コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻、そして一時帰国 その3

リスボン、である。濃厚接触者となってしまった友人は何度か簡易テストをして陰性。彼のパートナーである日本人の友人も陰性。私たちが泊まれるように、私たちの滞在中、窓を開け放しにするとか、家の中でもマスクをつけるとか、色々と知恵を絞ってもらった。

それでも、これまで、これだけ面倒なことを乗り越えてやっと出発までこぎつけつつあるのだ。これで滑ったら大変。万が一のことを考えて、ホテルに宿泊することにした。最もこれにしたって、感染の可能性がわずかながらある友人宅と、コロナ対策は取っていても不特定多数の人が出入りするホテルとどちらの方がリスクが少ないのかは不明である。しかもこの日の夕食はせっかくだからと、近くのレストランで4人が集まったのだ。コロナ対策をとって、レストランは定員を半分くらいに減らしていた。

コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻、そして一時帰国 その2

一時帰国の準備がほぼ整い、ほっと一息ついた頃、ロシアのウクライナへの軍事侵攻は深刻になっていた。

2月24日にロシアがウクライナに侵攻。26日には米国、カナダ、英国及び欧州諸国が「国際銀行間通信協会」SWIFTからのロシアの一部銀行の排除を、 27日にはロシアに対する欧州領空使用禁止を合意。報復措置として、ロシアは欧州に対して自国領空を封鎖した。

フライト・レーダーを見てみるとウクライナやベラルース上空を通過する飛行機はない。3月2日の時点でシベリア上空を飛んでいる便は格段に減ってはいたが、日本の航空会社の便はまだ飛んでいた。

https://www.flightradar24.com/39.72,-7.36/8

コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻、そして一時帰国 その1

2月も末近くになった頃、3月1日から日本入国規制が大幅に緩和されるというニュースが届いた。ポルトガルから日本に到着した場合、これまでは検疫所の宿泊施設で6日間の待機義務があった。

それが3月1日以降、到着時の検査が陰性であれば自宅などでの待機が大幅に緩和される。ワクチン3回目未接種者は7日の自宅待機が求められるが入国後3日目に自主的に検査を受けてそれが陰性であれば、その後の自宅待機は求められない。ワクチン3回目追加接種が終了していれば待機は求められない。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/0224_list.pdf

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/0224_27.pdf

これならば一時帰国ができる。早速、航空券を購入した。当然ながら、料金が安い日を選択、出発は3月8日火曜日になった。